「仕事探しは結婚相手探しに似ている」という言葉がありますが、本当にその通りです。実際、その注意点も似ています。事例としてよくあるのが、一目惚れですぐに決めてしまうケースです。一目惚れで相手のことを何も知らないまま、勢いで結婚してしまって後悔をするという方がいますが、仕事探しでも同じようなことがいえます。
一目惚れで選ぶと必ず後悔するわけではありませんが、仕事探しの際にはなるべく多くの企業の情報を調べておいた方が後悔する可能性は少なくなります。「この企業しか自分には合わない」と思っても、他の企業の情報を調べてみたらそちらの方が待遇や条件が良かったという事例は往々にしてあります。仕事探しも人の出会いと同じように、先方についてしっかりと調べ、本当に自分に合っているのかを分析することが大事です。
次に注意してほしいのが、求人情報に書かれている情報だけで判断しないことです。求人情報を見れば給与や待遇が書かれていますが、良い企業かどうかを決定づける要素はそれだけではありません。どんなに給料が高くて待遇が良い企業だったとしても、社内の人間関係がギクシャクしていたら居心地が悪くなります。人間関係のいざこざは精神的に大きな悪影響を与えるため、しっかりと見ておきたい部分です。
入社してから「こんなはずではなかった」と後悔をしたくないなら、企業の説明会に参加したり、見学会などに出向いたりして、内部の情報収集をしましょう。また、内部情報については、ネット上の口コミ情報も役に立ちます。